剪定

美しい梅の木の為に

剪定の時期

梅雨の時期にお店に並ぶ梅酒用の青梅や梅干し用の黄色い梅。自宅の庭に梅の木を植えている方も、鉢植えで楽しんでいる方もいらっしゃるでしょう。でも花が咲かない、大きくなり過ぎて形が不恰好で収拾がつかない、なかなか実を付けないなどといった悩みを聞きます。美しい梅の木の為には、梅の剪定が重要です。樹形を乱す枝を闇雲に切っていては、美しい花も実も付きません。梅の剪定には、切っていい時期と悪い時期や、どのように切ればいいかと言ったルールがあります。また庭植えの梅なのか、盆栽や鉢植えの梅なのかでも、剪定の時期が変わってきます。樹形が壊れていたり、花を咲かせない梅の木もお手入れ次第で息を吹き返すかもしれません。この作業は専門業者に依頼をすれば丁寧に行なってくれるので、必要な時に利用してみましょう。

剪定するべき枝、残す枝

梅の剪定には時期があります。よく花後に剪定すると聞きますが、これは鉢植えの必要がない庭植えの梅には当てはまりません。梅の木には「花芽」と「葉芽」があります。「花芽」は翌年花を咲かせ、「葉芽」は新芽を付け枝を伸ばします。この「花芽」を多く残すことが、梅の花や実を楽しむ為には重要です。まずは花芽を多く残す為に、花芽と葉芽の区別をします。実をつける6月の時期を過ぎ、落葉した冬の時期にチェックするとわかりやすく、花芽と新芽の区別がつきやすいでしょう。花芽はふっくらとしていて、葉芽は細く尖っています。この花芽が付いている今年伸びた外枝から芽を5から6芽残して剪定します。それから樹形を乱す原因となる徒長枝は、根元から剪定しましょう。梅の木は枝先に花をつける為、年々上の方しか咲かなくなってしまうので、伸びた枝は思い切って切るのもひとつかもしれません。この様に梅の剪定には忍耐が必要ですが、美しい花の為にそして収穫の喜びもあるので、ぜひ毎年実行しましょう。